私たちはこの世に生をうけ、ちっぽけな人生を生きて、そして死を迎える

双極、30代の真ん中らへん。2009年双極性障害の可能性と診断され、2010年に薬剤により躁転し診断確定。鬱、リストカット、過食、引きこもりの20代から、今は比較的楽しく生きています。

眠れない羊の群れの迷える心の叫び 第一夜

今年の2月末から3月末まで

ちょっと閉鎖病棟に入院してきました。

ちなみに任意入院なので誰でもできる入院です。

 

入院のきほん編

精神科の入院には大きく分けて3つあるんだな。

・任意入院

医療保護入院

措置入院

詳しくはコチラをご覧下さい

(すげえ投げやり)

任意の場合、なるべく開放病棟に入院となっているらしい?のですが

だいたい開放には

すぐに入院OKですよいらっしゃーい!

なんて都合よく空いてるわけもないです。

閉鎖はとーっても持ち込み制限が厳しかったりするので…

まず

・先の尖ったもの

・刃物

・割れ物

・長い紐状のもの

・電子機器類

だいたいダメです。

例を上げていくと

・傘、ピアス

・カミソリ、ハサミ

・鏡、ビン

・紐のあるスニーカー

    長い取っ手のバッグ、タイツ

・携帯、ゲーム機

というところでしょうか。

あとはライターなんか。

生活上、どうしても必要なもので、上記に入りそうな物はナースステーション預かりでした。

(傘、ライター、T字のカミソリなど)

電子機器類はiPodとかなら充電はナースステーションでして、使用OKな場合があります。

他にもいろいろ制限が多かったりするので、閉鎖はみんな入りたがらないんす。

 

出入り口は常に鍵がかかるし、行動制限のない人でも1日中自由に出入りすることは出来ないと思います。

外に出れる時間帯は決まっていることが多いと思います。

院内外出の目的は、だいたい散歩とか買い出しとか喫煙だったりね。

行動制限のある人もいるので

・院内外出

・院外外出

・外泊

・公衆電話の使用

上記に制限があって出来ない人も。

 

行動制限は病状の経過を見ながら解除されていきます。

退院するにあたって院外外出と外泊はした方がいい訓練なのです。

これとっても大事ねー。

おうちに帰るのも外出するのも、治療の一環なのですよ。

退院後も無理なく過ごせるように訓練するのです。

 

私は今回の入院で初めて外泊した時に、外の世界が刺激的過ぎて、目が回りそうでしたヮ…。

 

1日のスケジュール(だいたいこんなん)

6:00 起床(病棟の電気がつきます)

7:30くらい 朝食

9:00から 看護師さんが回って来て毎日の検温(血圧、体温、前日のトイレの回数、眠れたか、困っていることはないか?など)

9:30〜11:30 作業療法タイム

11:45 くらい 昼食

18:00くらい 夕食

20:45 眠前薬配布

21:30 消灯

 

朝薬、昼薬、夕薬ある人は食事後の時間に飲んでます。

私は寝る前に一包化だったので、眠前のみでした。

 

見ての通り、めっちゃ健康的な生活なのですけど、暇です。

私はテレビにかじりついていました。

人間、携帯がなくても生きて行けます。

 

ていうか入院しようってメンタルの時って、携帯なんかどうでもいいんだけどね!

 

そしていろいろと刺激的な出来事がたくさん起こるのですが、わたくしはもう慣れちゃいました。

 

まあ体験記的にそこらへんもボチボチ書いていきたいと思います。