私たちはこの世に生をうけ、ちっぽけな人生を生きて、そして死を迎える

双極、30代の真ん中らへん。2009年双極性障害の可能性と診断され、2010年に薬剤により躁転し診断確定。鬱、リストカット、過食、引きこもりの20代から、今は比較的楽しく生きています。

不可抗力的運命コースター

20歳から数年後、私はどこにでもいそうな普通の会社員をしていました。

だましだまし会社員をしていました。

 

相変わらず有休を使って突発的に休んだり。

やっぱりちゃんと行けてない。

 

22歳ころのこと。

リストカットの兆しはそんなに見られなかったのですが、

 

たまたま

なんとなく

 

がきっかけで、安全ではないカミソリで手首を少し切ってみたんです。

ほら、手首を切ると言えばこのカミソリでしょ?みたいな。

めっちゃ切れるじゃん!!

知ってしまいました。

 

さらに時が経ち24歳。

腕は目立つので気がつけば太ももを

切っていました。

過食してみたり、煙草を本格的に吸い始めたり。

どんどんどんどん荒んでいって

2009年11月、25歳になったばかりの頃

限界がきました。

 

会社帰り、家から比較的近い精神科病院の門を叩いたのでした。

私が気分の浮き沈みで困っていることを話すと、双極性障害の可能性ということになりました。

薬物治療開始。

12月からとりあえず1ヶ月休職することになり

休職スタート

休職したはいいものの

心の中はぐしゃぐしゃでしたね。

毎日泣いていました。

 

自分のメンタルの弱さ、休職しなきゃいけなくなったこと悔しさ、双極かもということが現実になりそうなこと。

どこにでもいそうな普通の人間になれなかったこと。

反面、休めるんだ、休んでいいんだって安心したのもあった。

 

すごくざーっと書きましたが…

 

のちの2010年の初夏、抗うつ薬パキシル躁転し、双極性障害と診断が確定しました。